障害と表現すること

心身のトータルな『健康状態』が大切なので、「害」と特別視する社会の認識が変わらない限り、「障害」「障がい」「障碍」などと、どんな表現の仕方をしても問題は解決されないと思います。

リハビリテーションの考え方では、「障害」を3つの概念に分類して、階層化していました。
・機能形態障害(impairment)
・能力低下(disability)
・社会的不利(handicap)

近年では、特殊な状態を「障害(者)」と捉えず、全ての人にも当てはめることができる「生活機能」と捉えて、
・心身機能,身体構造(body functions & structures)
・活動(activities)
・参加(participation)
+環境因子+個人因子
これらの相互作用から「健康状態」を表しています。

「みんなと違うこと」が「害」ではなくなりますように…。


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フィジカル・エキスパート

看護・介護・療法のアドバイザー PT.AkiraMizutani