体を楽にする5つの方法

意外に知られていない身体調整の常識についてコメントしておきます。
①足裏と手指を上手に使う
人間の生活の多くの場面では、足裏が地面に接して、物を操作するのは手の指です。
体幹や腹筋を鍛えることが大事と言われるので、ついつい誤解してしまいますが…
実は、足と手の感覚・使い方が良くないと、体幹にまで力が伝わらないので、姿勢や動きまで変わってしまうのです。

②ストレッチよりも動きのある体操を!
(伸ばすよりも弾むこと)
筋肉をゆっくり伸ばすストレッチは、緊張を低下させる神経メカニズムを利用しています。
過度な緊張には良い効果がありますが、運動前の準備や姿勢改善には有効ではありません。

③重心移動を身につける
歩行で一番重要なことは、体の重心をスムースに前に移動させることです。
日常の全ての動作でも、筋肉や関節に無理な力がかからない、エネルギー効率がいい動きが求められます。

④肩甲骨と骨盤を整える
肩甲骨と骨盤は、手足と体の中心(脊柱、体幹)をつなぐ重要な役割を担っています。
肩甲骨と骨盤の機能が手足の動きやすさを左右します。

⑤筋力よりも体の使い方
(力よりも効率が大事)
効率の良い体の動きは体を健康にします。
量よりも質を大切にしましょう。
筋トレよりも協調性を養うトレーニングを最優先しましょう。

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フィジカル・エキスパート

看護・介護・療法のアドバイザー PT.AkiraMizutani